デザインのうちあけ話し最新記事

大昔のデータを引っ張り出す。えらいこっちゃ

こんにちは、女性デザイナーの松田です。

 

次から次へとこまごまとやることが増えて、

えらいこっちゃです。

 

いや〜ここにきて、

2年前にバックアップをとっていたHDDのクラッシュが

じわりと響いています。

 

その外付けHDDの中におよそ4年分くらいのデータが入っていたのですが、

前触れもなくクラッシュして全部吹っ飛びました。

 

それでもなんとか、データが古いパソコンに残っていたりして

難を逃れていたのですが、

いやはやここにきて3年前の名刺の増刷やパンフレットの依頼がありまして

2時間ほどかけて、昔のメールやパソコンを立ち上げてみるもののありません。

 

パンフレットはデザインが決定した瞬間のものが残っていたので

入稿データを作り直しましたが、

名刺に関しては、データが全く残ってなくて再度デザインを作り直しました。

 

そのほかにも、先日私が8年や9年もの前に作った書籍を実績として送って欲しいと

出版社の編集者さんに言われていまして、

ありがたい話なので早く送りたいのですが、

まだデータを探しきれていません。

 

8年や9年も前となるとパソコンも3台ほど買い替えてますし、

事務所の引っ越しもしているし、

その頃使っていた外付けHDDなんてどこに片付けたかも分かりません。

 

たぶん、データが重たいのどこかのCD-ROMにバックアップをとっていると思いますが、

最近のパソコンはCD-ROMが読めなくなっているので

これまた、古いパソコンを引っ張り出して探しまくらないとなりません。

 

そろそろ送りたいけど、きっと時間がかかるでしょう。

それにしても、こまごまやることがてんこ盛りです。

誰かやってくれないかな。

 

更新日:2021年04月06日

チラシは文字が多くてもOK。それよりも見落としがちな大事なこと

こんにちは、女性デザイナーの松田です。

 

今日から4月。新しい年度が始まりましたね。

寒さが和らぎ人は活動的になるので

ただいま、チラシやリーフレットを作成のご依頼が増えています。

 

さて、打ち合わせをしていると、お客様から

「チラシは文字が多いと読まれないので、文字を少なくシンプルにしたい」

と、おっしゃることがあります。

 

「チラシは文字が多いと読まれない」という考え方は要注意です。

実は文字が多くても読まれます!

私はこれまで20年以上チラシの制作をしていて

文字が多くてもしっかりと集客しているチラシはたくさんあります。↓

下の写真は学習塾のチラシです。

年3回の配布で4年後には生徒数が175%増になりました。

学習塾の文字が多いチラシ

ただ闇雲に文字が多くても読まれるわけではありません。

文字が多くても読まれるようにするためには様々な工夫をしています。

その中でもメインとなるものを3つご紹介したいと思います。

 

その1.見出し・小見出しをこまめにつけて、流し読みしやすくする

新聞でもあれだけ文字が多いのに読まれているのは

見出しや小見出しが、きちんとついているからではないでしょうか?

 

見出しを読むだけの流し読みができて、内容が大まかに理解でき、

興味があるところだけは本文を読む。

 

チラシもそれを応用して、私の場合は

本文が3行以上になるようなら、必ず見出しや小見出しをつけています。

 

小さい文字がたくさん並んでいと、読まれない、読みたくないのであって

小さな文字の中に大きな文字があれば、目線は止まり自然に読んでしまいますので

その習性を利用しています。

 

その2.囲い枠・色背景・矢印などを使う

囲い枠や色背景を使うことで、「この部分だけ読む」ということがしやすくなります。

また、多用することで誌面全体がカラフルなデザインになるので

チラシをパッと見たとき目に止まりやすいというメリットにもなります。

 

その3.初心者でも分かるように説明をすること

チラシのデザイン的なことではありませんが、

知らない人に向けてサービスを分かりやすくきちんと説明することが大事です。

 

その理由は、

人は分からない、知らないものにはお金を払わないからです。

 

だから誰もが聞いたことのある超有名な大企業、商品やサービスなら

説明は省略することができるんですね。

 

そうでないなら、

初心者にとって聞き慣れない言葉や業界用語が入っていたり、

つじつまが合わない文脈になっていないか

チラシの初めから終わりまで通して読んで

理解してもらえるか、とても大事になってきます。

 

本当に見落としがちな「初心者でも分かるように説明をする」ということ

知らない人に一言で説明して知ってもらうことは、

どんな有能なトップコピーライターでも難しいでしょう。

 

だからこそ、

「チラシは文字が多いと読まれない」という概念は、

当てはまらない場合が多く、

この概念に囚われていると説明不足で何のチラシかよく分からない

ものになってしまいます。

 

せっかく作ったチラシが、なんかよく分からないなと思われて

すぐゴミ箱行きにならないように、

文字が多くても恐れずに知ってもらうために

しっかり説明をして集客できるチラシを作成してください。

 

女性目線のチラシ作成

 

 

更新日:2021年04月01日

旅立ちの季節ですね

こんにちは、女性デザイナーの松田です。

 

ようやく確定申告の書類ができました。

ほんと今月は目が回るほど忙しかった…というか目が回りました。

 

さて母が8年勤めていた職場を定年で今日辞めてきました。

職場の方からたくさんのプレゼントをもらって

途中、お裾分けをしに事務所に立ち寄ったのでした。

 

それを見ながらこれまで、私自身、3つほど会社に勤めていましたが、

退社のときにあれほどプレゼントをもらっただろうか…と

思ってしまいました(笑)

 

思い起こせば今月は

義父も急にこの世から旅立ったり

旅立ちの月でした。

 

去る人もあれば、来る人も。

いとこの娘ちゃんが、東京の大学に通うことになり

上京してきました。

赤ちゃんでよちよち歩いていたのに、もう大学生とは。

 

母といい、いとこの娘ちゃんといい、

明日から新生活のスタートです。

私も明日から溜めていた新しい案件に取り掛かります。

 

そのために今日はあと少し残った事務作業を終えるとします。

更新日:2021年03月31日

デザインの上達は実戦に勝るものはないとつくづく思う

こんにちは、女性デザイナーの松田です。

 

もう3月もあと3日で終わりです。

おかげさまで怒涛の如くの忙しさでした。

4月からも詰まっているので

その間に確定申告を済ませるべくやっています。

 

さて、昨日は月に1度のデザインの添削の方々とのzoomミーティングでした。

私が配信している『差がつくデザインの技』というデザインを作成する上での

テクニックを書いているメルマガの読者の方でもありますが、

メルマガで何度か書いているテクニックでも、

実際にデザイン制作をしてみると忘れ去られてしまっているもんです。

 

実際にデザインを作ったものを私が添削して戻すと、

「あ!このことか!」と思いだすのだそうです(笑)

 

私も同じような経験があって、

WEBデザイナーのときにグラフィックデザインがやりたくて

技術書を買ってきて何冊か読んでいたのですが、

いざとなったら本に書いてあることは忘れていて

迷いながら自信なくデザインを作っていました。

 

いざ、デザイン事務所に入って現場で制作していると

頭に入る入る。

まるでカラカラの乾いた砂漠に水を垂らしたかのように

さーっと奥まで染み込むのが分かります。

その知識は、今でも刻み込まれているほどですから、

本を何冊も読んだところで、デザインの上達は実戦で学ぶよりも

上達が遅いのかもしれませんね。

 

そのおかげで、添削を受けている方々とも、

添削データが届くたびにデザインが細かい部分まで気が利いていて

上達しているのが目に見えて分かります。

自信を持ってお客様に提案できてます!とのことなので、

ほんと嬉しいですね〜。

 

 

更新日:2021年03月29日

デザイナーは体が資本です

こんにちは、女性デザイナーの松田です。

 

病院嫌いでのびのびになっていましたが、

期限が今月末までなので重い腰を上げて

ようやく健康診断に行ってきました。

 

アイデアを集中して考えたり、夜中まで根を詰めて制作をしたりできるのも

健康な体があってこそですからね。

行くまでが億劫ですが、行ったら気持ちが晴ればれ。

結果はまだ分かりませんが、行っただけでとりあえずは一安心。

 

そして明日は横浜まで体のメンテナンスに行ってきます。

今月は立て込んでいるので、体もコリコリです。

先生に思いっきりほぐしてもらってきます。

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更新日:2021年03月26日

門出に立ち会って見送る役割

こんにちは、女性デザイナーの松田です。

 

3月は年度末というだけあって

今、制作がものすごく立て込んでいます。

 

立て込んではいるのですが、

デザインをご依頼いただくお客様はどの方も「今を変えたい」という、

これから一歩を踏み出すアクティブな方ばかりなので

とてもフレッシュな気持ちで制作しています。

 

先日、リーフレットの構成を制作したお客様は、

長い間、家庭で子育てをしていて、お子さんが大学生になったのを機に

ずっと思い続けていた事業をされます。

210324

打ち合わせを踏まえて私がお作りしたリーフレットの構成案を見て、

「内容が具体的になってきて、いよいよ本格的に動くことになったな」と

ワクワクする気持ちと大丈夫かなという不安な気持ちが

同時に湧き出てきたとのことでした。

 

そうですよね。私もハットツールを立ち上げるときは

「絶対イケる!」というワクワクする気持ちと、

「失敗したらどうしよう…」という気持ちが入り乱れていたもんです。

 

それでも、10年もの間、続けてこられたのは

お客様から求めていただいているからこそかなと思います。

だからこそ「集客」がとても大事になってきます。

 

 

打ち合わせでは集客を踏まえてお話をして、

お作りするデザインも集客を踏まえたものにしています。

 

そうやってお作りしたものを携えて航海へ出発される。

それがお客様の助けになるように。

 

お客様の人生の門出に関わらせていただけるのが、

デザイナーなのだと思います。

 

更新日:2021年03月24日

一期一会しみじみと

こんにちは、女性デザイナーの松田です。

 

先週、身内に不幸があり、週末に高知県へ帰省しておりました。

コロナの影響で高知へ帰省するのは実にやく1年ぶりです。

 

小学生だった甥っ子に身長を抜かされたり、

元気だった近所のお店屋さんが閉店して、

娘さんと一緒に暮らすお家に建て替えになっていたり、

たった、1年しか経ってないのに時間の経過をすごく感じました。

 

今まで当たり前のように思っていた

元気でみんなに「会える」ということが、

その時、その瞬間でしかありえない、

とても貴重なものまさしく一期一会ってこのことなんでしょうね。

 

ちょうどお葬式の日は

高知県の桜の開花宣言が出た日。

一見、毎年変わらず咲いていように思える桜も

昨年とは違うだろうし、この景色もこの瞬間でしか見れないものなんだろうなぁ

と、しみじみ思ってしまいました。

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更新日:2021年03月20日

あれから10年ですね

こんにちは、女性デザイナーの松田です。

 

東日本大震災から10年経ちました。

いろいろ思うことがあります。

 

ハットツールを立ち上げてすぐのころに

震災にあいました。

ホームページからちらほらお問い合わせがあり、

前の会社の同僚と渋谷区の千駄ヶ谷で小さなマンションの一室を借りて

試運転のようにやっていたときでした。

 

千駄ヶ谷という地名だからか、谷ということもあってか

本当に建物が大きく揺れて揺れて、その時一人だったので怖かったこと。

スリッパのまま、4階から駆け下りて道へ飛び出して近所の人と話たのを思い出します。

 

揺れがおさまって、部屋へ戻り急いでハードディスクにデータを詰めて

近くの大きな公園に避難。夫や母妹との連絡が取れて自転車で帰宅したのでした。

その道すがらも帰宅困難の方々で道路が埋め尽くされてるのをみて

とんでもないことが起こったのだと感じました。

 

今日のその時間は、外のお店にいたのですが、

お店がある館内で放送があったので

2:46にその場で東北へ向かって黙祷しました。

今日は忘れてはならない日です。

 

更新日:2021年03月11日

20分の間に同じ営業電話が3本かかってきた

こんにちは、女性デザイナーの松田です

 

今朝、事務所の電話が鳴り出てみると、

「松田ゆう子代表はいらっしゃるでしょうか?」

と独特な尋ね方で営業の男性から電話がかかってきました。

 

部下のふりをして、

「まだ出社してないのですが…用件をお教えいただけますか?」

と聞くと、

「女性デザイナーのためのシステムのアンケートです」

とのこと。

 

アンケートの内容がよくわかりませんね。

 

聞いたことのない会社ですし、知らない男性ですし、

電話の向こうは女性デザイナーと知られているし

立て板に水のように小慣れた感じの話し方は

だいぶ怖いので、アンケートは答えたくない。

個人情報がうるさくいわれている昨今、答える人はいるのかしら…

 

とりあえずその労力に「ごめんなさいね」と言って

電話を切りました。

 

その10分後にまた電話が…

違う男性の声で

「松田ゆう子代表はいらっしゃるでしょうか?」

とまたもや独特な尋ね方。

これは、出どころはおそらく同じで

きっと同じ名簿を使って同じ順番で掛けているのでしょう。

 

「さっき同じ電話がかかってきてもう聞きましたよ。大丈夫ですよ」

と言って切ったのですが、

その10分後…またもや電話が…

 

もうだいぶ怖いので夫に出てもらうと

またもや男性の声で「松田ゆう子代表は…」とのこと。

 

夫も怒って

「さっきも同じ電話がかかってきたけど、どうなってるの?

20分の間に3回目だよ。名簿に済とか印付けできないの?」

と、営業電話そのものよりも電話をかけるスタッフの

オペレーションのまずさを怒っていました。

 

そもそも営業電話自体がだいたい嫌悪感を抱かれるものなので

かける方はよほど精神的にタフさが必要とされるでしょうし、

電話をかけるスタッフの能力にもよるでしょう。

 

電話がかかってくる方としては、

これまでの作業を止めて時間を割いて対応しないとならないので

よく分からない電話は怒りが湧いてきます。

営業が慣れてないスタッフと電話に出たくない見込み客の組み合わせだと

よけい営業している会社に悪影響がでそうですが。

 

となれば

営業電話よりもチラシを封筒に入れて郵送するダイレクトメールの方が、

読んでもらえる可能性も高いでしょうし効率が良いかと思うのですが。

電話営業よりも予算がかかるのかなぁ。

 

ともあれチラシを作成の際はハットツールにご依頼いただければ

対面やZOOMで、直接お話しながらお打ち合わせしますので

営業の良い方法をいろいろご提案できると思うのになぁ〜と

複雑な心境になったのでした。

 

一応、チラシページのリンク貼っとこう(笑)

チラシ制作御依頼はこちら

 

更新日:2021年03月10日

たくさんの人に相談されてデザインがガラリと変わる。デザイナーはどうしたらいいの?

こんにちは、女性デザイナーの松田です。

 

デザインの添削をしていた方から、

「ロゴデザイン案をお客様に提出したらお客様の友だち何十人と見せたら

屈託のない意見やアドバイス、感想を言われて、お客様ご自身が言われたことを気にしだして

初めの打ち合わせとは違うコンセプトになってしまい、

ガラリとデザインが変わるような修正があるんです」

とお悩みでした。

たくさんの人に相談されてデザインがガラリと変わる。デザイナーはどうしたらいいの?

確かに、デザイナーならお客様がこのようなシチュエーションになってしまうのはあるあるです。

 

私の場合、このようなことはほとんどないのですが、

30人ほどの人に見せて意見をもらったお客様がいて

実際に収拾が付かなくなってしまった方がいました。

その方は、7〜8回ほど修正のお付き合いをして、

これ以上は割増料金をもらいますと言っていただきました。

 

この方は結局、こちらが提案した写真ではなく新たに購入したり、

割増料金を払ったり、通常よりも1.5倍ほど納品時期が遅れて

結局、お金と時間のロス、また、販促が遅れたぶん、

機会損失をしたのではないかと思います。

 

また冷静に考えると、打ち合わせをしていない

内情や事情を知らない、経営の何の責任もない人の

修正意見を取り入れるわけですから、実際、とても危険なことだと思います。

 

ということは、お客様に伝えます。

聞かない方がほとんどですが。

 

ただ、こうならないために事前に防ぐことはできます。

そこで私がとっている対策を2つご紹介したいと思います。

 

1.デザイン案は途中のものは出さない。ほぼ完成を見せる

作り途中のものはどうしても形が整ってなくあやふやだったり、

考えがまとまってないないのが、デザインに現れてしまっています。

 

完成度でいうと1割くらいしかできてないので、

「もっとこうしたらいいのに!」と実に突っ込みやすいんです。

 

なので、デザインは考えを練られた9割完成したものを見せることです。

これで、修正がほとんどありませんし、

たとえ修正を言われたとしても、デザインに沿った修正で

ガラリと変わる修正はありません。

 

それだけ完成に近いデザインは、よく考えて練られているので

勢いや迫力を感じさせ、1から覆すような突っ込みどころが

無いのではないかなと思います。

 

2.必ずデザインの横にコンセプトを載せておく

デザイン案をPDF形式で送る方は多いと思います。

PDFはメールでも送れるし、LINEでも手軽に送ることができます。

たくさんの人に聞きやすい環境ができてしまっている。

 

だからこそ、提出するデザイン案には「なぜこのデザインにしたのか」という

コンセプトを必ずしっかりと載せることです。

私の場合は、このコンセプトを書くのにも時間を費やしています。

 

早い時では1時間くらいで書き終えますが、

だいたいは2〜3時間はかかってしまいます。

それくらいしっかりとコンセプトを書いています。

 

そこまで時間をかける理由は

自分はそれほど深く考えてデザインを作っているんだ

ということを知ってもらうためと、

深く考えていることを伝えることによって、

相手からきちんとした理由のある修正が戻ってくるようにするためです。

 

デザインの横に目に入るように、あえてコンセプトを入れることです。

ちょっとしたことですが、無責任な修正を減らすための防御策なんです。

 

ということで、お客様が何十人にデザイン案を見せて意見やアドバイスを

請うてしまわれるのはデザイナー側の見せ方のせいもあるのかなと思います。

更新日:2021年03月03日

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