作る前に読んで欲しいデザイン術最新記事

”デザイン”という言葉の意味 〜その123(1)〜

デザイナー用語で注意しなければならないのはどういう点ですか?

 

チラシの掲載内容を決めるための構成案を作成した時のことです。

ちなみに、「構成案」とは建築でいうところの設計図といってもいいでしょう。

 

 

 

 

 

 

私の場合、ロゴや名刺はチラシほど内容が複雑ではないので構成案は作成しません。

 

チラシやパンフレットの場合は、内容が重要なので、掲載する内容や順番を変更・修正しやすいように、まずは全体を白黒ベースで作成しています。

 

お客様とのやり取りで、この構成案の内容が固まったので、私が「デザインに進めますね」と言うと、「これはデザインでがないのですか?」と言われました。

 

私は一瞬、お客様の言っている意味が分からなかったのですが、すぐにハッと気付きました。

 

そうです。ここで私が使っている「デザイン」とは装飾的な意味のことです。

 

例えば、飾り枠をつけたり、タイトル見出しに色をつけたり、書体を変えて太くしたり、写真やイラストを入れたりといった装飾です。

 

全体的に見やすくする工夫、目に留まりやすくする工夫を加え、見栄えをよくすることをデザインと言っています。

 

しかし、デザイナーではないお客様は「構成案作成」という掲載内容をレイアウトした段階で、「デザイン」が始まっていると思っていたようです。

 

どうやら、私とお客様の間で「デザイン」という言葉の意味の捉え方が違っていたのです。

<その123 つづく>

 

 

封筒のデザインに気を配る 〜その122(2)〜

どんな風に封筒をブランディングすればよいのでしょうか?

前回、封筒が持つ意味、ブランド価値を持たせる意味をご紹介しました。

 

ということで、HAT TOOL DESIGNの封筒はデザインはもちろんですが、紙にもこだわるようにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無印良品の封筒のような未晒しの紙にハッとするような真っ赤なインクで大胆に大きく屋号を入れた角2封筒。

これにデザイン案や書類を入れて郵送しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、窓付きの長3封筒で、請求書&領収書を入れています。

 

封筒の色がグレーで地味なので、ショッキングピンクのインクでPOPな雰囲気をだしています。

フタ部分の帽子が波打っているところがこだわりです。

 

どちらも、封筒が届くと「ワクワクしてもらえる」ことをコンセプトにした封筒です。

 

封筒って地味なアイテムですが、ブランドという視点からみると、欠かせないアイテムの一つなのです。

 

封筒のデザインに気を配る 〜その122(1)〜

封筒も宣伝ツールの一つなんですね。

請求書や領収書、資料を入れてお客様宛にお送りする封筒は、実は、お客様はよく見ているのです。

 

私がHAT TOOL DESIGNを立ち上げてすぐ、他所のデザイン会社のWEBサイトを研究のためによく見ていたのですが、下記のようなお客様の声を発見しました。

 

「ロゴのデザインはとても良かったのです。しかし、ロゴのデータが入ったCD-ROMが普通の茶封筒に入っていて、がっかりしました。」

とのこと。なんときびしい意見なのだろうと、当時は思いました。

 

というのも、本業はデザイン制作なので、封筒のことなど気にすることでもないと思っていたからです。

 

しかし、ブランドという視点では、とても大事です。

 

ブランドとは「見え方のコントロール」であると、アートディレクターの水野学さんのブランドの本に書いてありました。

 

ブランドを作ろうと思うなら、その会社や商品について「目に見え、耳に聞こえ、体で感じる、すべてのもののデザインを整える」必要があるとのこと。

 

お客様側からすると、技術やデザインのクオリティーの違いの差は正直よく分かりません。

 

どれもほどほどに優れているので、だからこそ、その中で選んでもらおうと思うなら、ブランドが必要になってくるとのことです。

 

ブランドとは、その会社が本来持っている志など、特有の魅力のようなもの、すなわち「らしさ」なのです。

 

「らしさ」がはっきりと伝わるから、お客様は共感して依頼をしてくださるのです。

 

それでいて「らしさ」とは、河原で一つずつ石を積み上げていくようなものだそうです、

 

小さな石が積み上がって、一つの山を作っていく感じとのこと。

 

だからこそ、封筒のデザインにも気を配る必要が出てくるんですね。

<その122 つづく>

 

 

 

 

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