作る前に読んで欲しいデザイン術最新記事

クライアントにデザインを見せる順番 〜その132(2)〜

イメージがある人こそ、順番が難しいと思うのです。

クライアントにデザインを提案する際、 打ち合わせのタイプによって、見せる順番を変えています。

前回はデザインのイメージがない場合を紹介しましたが、今回はデザインのイメージを持っている場合のプレゼンの仕方を紹介します。

 

イメージを持っている場合、ある程度、頭の中に自分なりのデザインイメージがあるので、その要望に沿ったデザイン案をA案として最初に見せます。

 

その理由は、ずばり「信頼」していただくためです。

 

要望に沿ったデザイン案を真っ先に見せることで、よく具体化してくれたという嬉しさと作り手に対する信頼感が出てくるようです。 

 

信頼感が生まれた後に、 クライアントの想像を上回るB案、C案を渾身の自信作であるオススメ案として見せるのです。

いい意味で期待を裏切って、「さすがプロですね!」とクライアントが感動していただくことがよくあります。 

 

最終的に、選ばれるのはこちらが提案したオススメ案である確率がとても高いのです。 

 

これまでデザイン一筋でやってきて、本来は口べたな私が営業マンのような流暢なプレゼンができない中で たどり着いた順番です。

クライアントにデザインを見せる順番 〜その132(1)〜

デザインプレゼンで提案する順番って重要ですか?

クライアントにデザインを提案する時、「やっぱりA案が松田さんの一番のオススメですか?」 と聞かれることがあります。 

 

「時と場合によります」とお答えさせていただくのですが、 実は私の場合はクライアントのタイプによって順番を変えています。 

 

それは、打ち合わせの際のタイプによって分かれます。

・デザインのイメージがない方 

・デザインのイメージを持っている方 

 

イメージがない場合、作り手である私が一番自信のあるデザイン案をA案として最初に提案します。 

 

理由は、一番の自信作というのは 自分自身の渾身の作だからです。 

 

そのような作品は力があり、デザインのコンセプトを説明する際にも勢いがあると思っています。 

 

したがって、初めにクライアントさんの心をパッと掴みやすくなり、A案以降のB案、C案が受け入れられる確率が高く、提案がスムーズに運びます。 

<その132 つづく>

商品のこだわりは案外、伝わっていない 〜その131〜

こだわりポイントがうまく伝わっていない場合はどうすればよいでしょうか?

私の義理の弟はハンバーガーショップを経営しています。

ランチに食べても、晩御飯もいらないほどボリュームのあるアメリカンサイズの本格的なハンバーガーです。写真でサイズ感がわかりますか?

商品のこだわりを伝える

そのハンバーガーはお肉はもちろん、はさんでいる野菜やパンもすべてこだわっています。

 

商品のこだわりを伝える

特にパンは、地元のパン屋さんに、お肉に負けない、食べ応えのあるソフトなフランスパンというオーダーで特注して製造してもらっているそうです。

 

特注するにあたって、さまざまな固さや大きさのパンを試食し、注文をつけて完成させたこだわりのパンです。

 

とはいうものの、かつて知人から「パンが固い」というネガティブな感想があったとのこと。

 

このパンはファーストフードのチェーン店でよくあるコッペパンのようなやわらかいパンとは違い、こだわりのある少し固めのパンなので、柔らかいパンのハンバーガーを食べなれている人からすると固く感じるのかも知れません。

 

食べる前の情報として、芳ばしいこだわりのソフトなフランスパンだと事前に伝えておけば、ポジティブな感想が出てきたのではないかと思います。

 

これは飲食業界に限ったことではありません。どの業界の商売でも同じです。

建築業界であれば建築資材のこだわり、コスメ業界では天然素材のこだわり、教育業界ではコミュニケーションや教材のこだわりがあるはずです。

 

こだわりはしっかりお客様に伝えないともったいないだけでなく、正当な評価を得られず、マイナスになってしまうこともあるのです。

 

例えば、バーガーショップの場合、「当店のバーガーについて」と店頭看板を設置したり、メニューに一言添えたり、チラシにこだわりを記載するなど、方法はいくらでもあります。

 

 

ちょっとしたことですが、お客様には案外、伝わっていないこともあるので、伝えるつもりで実践してみてください。

 

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