作る前に読んで欲しいデザイン術最新記事

デザインデータのバックアップ方法 〜その3〜

データ救出の費用は高額なので、業者持ち込みは避けたいのですが。

2度にわたって、デザインデータのバックアップ方法について紹介してきましたが、そもそものきっかけとなった「ハードディスクの破損」のその後についてお伝えしておきます。

 

5年分(実際は7年分でした)のデータが入った外付けハードディスクが壊れてしまったので、データ救出業者にハードディスクを持ち込み、診断してもらった結果、データの救出費用が40万円と言われてしまった続きです。

 

40万円はさすがに高額なので諦めようとしたところ、1カ月ぐらい時間がかかっても良いなら、もう少し安くなるとのことでしたが、早い方が良いと判断し、別の業者に電話で問い合わせました。そこは、20万円で救出できると言われ、再度ハードディスクを持ち込み診断を受けました。

 

すると、ホッとしていたのも束の間、「重症すぎるのでうちではできない」とのことでした。

 

恥を忍んで、再び最初の業者さんに連絡をすると、「他でハードディスクを通電したり、開けた場合は症状が異なるので、データを救出できるかどうかわかりません。また、その場合は見積額は変わります」と言われてしまいました。

暗に、「高くなる」と言われているようなものです。

 

ということで、ほとほと疲れてしまいました。

 

最後のあがきで、自宅に放置してあったままのハードディスクを引っ張り出してみました。
 
それは、かつてよく分からずNAS(ネット)経由でMacのバックアップ機能であるTimemachineに使っていたもので、そこには、2014年以前の仕事データが残っていたのです。

とくにiPhoneアプリを作成していたときのデータが見つかり、嬉しかったです。

 

他にも、制作途中のものが残っていました。また、ページ数の多いパンフレットデータは、最終データをお客様に渡していたので、再送してもらうなど、なんとか対処できました。

 

それ以外のものは、再度作ることにしました。仕方ありません。

 

今回は、本当にいい経験になりました。

 

バックアップをとっているつもりでしたが、単にデータを他のハードディスクに移動したことをバックアップだと思い違いしていました。また、Macのバックアップ機能であるTimemachineもディスクからなくなったものは、同じようになくなるので、実際には中途半端なバックアップだったことを反省しました。

 

改めて、「バックアップとはデータが2つ以上存在するということ」だと認識しました。

 

そして、ハードディスクは消耗品なのです。

 

また、悪あがきは厳禁です。異音がハードディスクからするようなら警告だと認識すべきです。起動の度に負担がかかり、壊れていくので、すぐに新しいものに換えなければいけません。

 

そして、データを読み込まなくなったら、あわよくばなどと期待をして自分で触らず、データ救出業者に持ち込む方がいいです。

デザインデータのバックアップ方法 〜その2〜

クラウドの活用の仕方を知りたいのですが。

前回、デザインデータのバックアップ法のうち、DVDやBlu-rayといった光ディスクに関して、紹介しました。

今回は、クラウドについてです。

 

DropboxやOneDriveといったクラウドを光ディスクへの保存と併用している方がいらっしゃるとのことで、私はGoogle Oneの2TBを契約し、進行中の案件フォルダを同期することにしました。

 

これならどこでもフォルダを確認することができるので、作業がいつでもできます。ただし、いつでも、どこでもということはつまり、旅行先でも仕事に追われてしまうのがよいのか、悪いのかはまた別の話です。

 

 

というわけで、バックアップの構成をまとめてみました。

デザインデータのバックアップ

 

自動でバックアップを取ることができるのが便利だと思います。私の場合、手動だと、つい面倒になってしまうからです。

 

DVDにバックアップする作業も自動でできないか探してみたいと思います。

(2019年現在)

<つづく>

デザインデータのバックアップ方法 〜その1〜

データのバックアップの仕方を迷っています。

前回、5年分のデータが入っていた外付けハードディスクが壊れてしまったお話を紹介しました。

 

これを機にバックアップの取り方をWEBで検索したのですが、ワードやエクセルなど軽いデータを扱う事例ばかりで、重いデーターを扱うグラフィックデザイナー向けのバックアップの事例が全然出てきませんでした。

 

ということもあり、前回に引き続き、デザインデータのバックアップについて、今回も取り上げたいと思います。

 

前回、「皆さんのバックアップの取り方を教えてください!」と投げかけたところ5名から返信をいただきました。

 

5名ともバックアップを取る媒体を使い分けているとのこと。

・外付けハードディスク

・DVD、Blu-ray

・USBメモリ

・クラウドストレージ

案件の進行に合わせて、それぞれに取っているようです。

 

予想外だったのが、DVD、Blu-rayです。

私もかつては、作業が完了したデータをCD-ROMに移し変えていたのですが

 

・上書き保存できない

・容量が少ない

これらの理由で、徐々に使わなくなってしまいました。

 

しかし、DVDやBlu-rayであれば、容量も大きいので、何年もの間、リピートがないクライアントのデータは、DVDやBlu-rayのメディアに移すのも一つの手だと思いました。

 

調べてみると、ハードディスクは衝撃に弱く、USBメモリなどのフラッシュメモリは自然放電によるデータ化けをするようで、長期保存にはシンプルな媒体の「光ディスク」が比較的向いているようです。

詳しくはこちらを参照ください。

http://www.pasonisan.com/pc-optical/dvd-life-hokan.html

 

(2019年現在)

<つづく>

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