新しいデザイン環境で仕事していますか?

「新しいデザイン環境」とは何のことだろうかと思った方もいるでしょう。

それは、Adobeのことです。

「Adobeクリエイティブクラウドで、最新のものを使っていますが、それが何か?」と言われそうですが、まあ、少しお付き合いください。

HAT TOOL DESIGNでは、今でこそ、Adobeのクリエイティブクラウドの最新のバージョンを使っていますが、何年か前まではCS6という古いバージョンをしつこく使い続けていました。

それは使い慣れたアプリケーションを使うメリットを感じていたからで、何十万円もかけて買った最新版をさらに毎月支払い続けなければならないことや、印刷業界が古いバージョンも受け付けていることが多かったからです。

そんなこともあり、以前はホームページのデザインといえども、ほとんどIllustratorをメインに使っていました。

しかし、ここ最近は、特にXd、PhotoShop、Acrobatの進歩というか、痒いところに手が届く感覚に、驚いています。

Xdは、ホームページのデザインを作る際に使っているのですが、レスポンシブ(PCとスマホ)で見た時のデザインのサイズ変更がしやすく、各ページをお客様に確認してもらう時に、デザイン作成中のアートボードが常にクラウド環境にも存在することになるので、そのURLをお客様に送るだけで確認してもらえます。

Xdのアートボード

今まで、ページごとに1枚ずつJPG画像やPDFにしてお送りして、「おおよそこんな感じ」と、確認してもらっていたのですが、それほど手間をかけることもなく、完成したホームページと同じようにお客様にもブラウザ上で確認してもらえます。

そして、PhotoShopに至っては、今や選択ツールでざっくりと囲んだだけで、PhotoShop自体が被写体か背景かを判断できるので、圧倒的に素早く切り抜くことができます。これには、本当に感動しました。もちろん、細かな背景は無理だと思いますが。

かつては、背景を切り抜くのにマウスで囲んでdeleteを繰り返して、時間をかけていたのが嘘のようです。

またAcrobatは、契約書など署名がしてもらえる機能がついていることも便利になりました。

数多くのフォントが使え、使い勝手のよさを挙げるとキリがありません。

アップデートもよく行われており、常に最新版が使えるので、買い切りのパッケージにはない利点だと思います。

ここまで書くとまるでAdobeの広告塔のようですが、私がここで褒めていることはAdobeサイドは知らないので1円も入ってくるわけでもなく、まったく優遇もされません、念の為。

それはさておき、少し話は変わりますが、Adobeはサブスクリプション制に転換してから業績は絶好調で目立ったライバルもなく、まだまだ成長すると期待されています。

よって、これからもっと便利に革新的に変化していくと予想します。

これからを見据えて世界の最新技術には、積極的に接しておきましょう。

 

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