作る前に読んで欲しいデザイン術最新記事

クライアントにデザインを見せる順番 〜その132(1)〜

デザインプレゼンで提案する順番って重要ですか?

クライアントにデザインを提案する時、「やっぱりA案が松田さんの一番のオススメですか?」 と聞かれることがあります。 

 

「時と場合によります」とお答えさせていただくのですが、 実は私の場合はクライアントのタイプによって順番を変えています。 

 

それは、打ち合わせの際のタイプによって分かれます。

・デザインのイメージがない方 

・デザインのイメージを持っている方 

 

イメージがない場合、作り手である私が一番自信のあるデザイン案をA案として最初に提案します。 

 

理由は、一番の自信作というのは 自分自身の渾身の作だからです。 

 

そのような作品は力があり、デザインのコンセプトを説明する際にも勢いがあると思っています。 

 

したがって、初めにクライアントさんの心をパッと掴みやすくなり、A案以降のB案、C案が受け入れられる確率が高く、提案がスムーズに運びます。 

<その132 つづく>

商品のこだわりは案外、伝わっていない 〜その131〜

こだわりポイントがうまく伝わっていない場合はどうすればよいでしょうか?

私の義理の弟はハンバーガーショップを経営しています。

ランチに食べても、晩御飯もいらないほどボリュームのあるアメリカンサイズの本格的なハンバーガーです。写真でサイズ感がわかりますか?

 

 

 

 

 

 

 

そのハンバーガーはお肉はもちろん、はさんでいる野菜やパンもすべてこだわっています。

 

 

 

 

 

 

 

特にパンは、地元のパン屋さんに、お肉に負けない、食べ応えのあるソフトなフランスパンというオーダーで特注して製造してもらっているそうです。

 

特注するにあたって、さまざまな固さや大きさのパンを試食し、注文をつけて完成させたこだわりのパンです。

 

とはいうものの、かつて知人から「パンが固い」というネガティブな感想があったとのこと。

 

このパンはファーストフードのチェーン店でよくあるコッペパンのようなやわらかいパンとは違い、こだわりのある少し固めのパンなので、柔らかいパンのハンバーガーを食べなれている人からすると固く感じるのかも知れません。

 

食べる前の情報として、芳ばしいこだわりのソフトなフランスパンだと事前に伝えておけば、ポジティブな感想が出てきたのではないかと思います。

 

これは飲食業界に限ったことではありません。どの業界の商売でも同じです。

建築業界であれば建築資材のこだわり、コスメ業界では天然素材のこだわり、教育業界ではコミュニケーションや教材のこだわりがあるはずです。

 

こだわりはしっかりお客様に伝えないともったいないだけでなく、正当な評価を得られず、マイナスになってしまうこともあるのです。

 

例えば、バーガーショップの場合、「当店のバーガーについて」と店頭看板を設置したり、メニューに一言添えたり、チラシにこだわりを記載するなど、方法はいくらでもあります。

 

 

ちょっとしたことですが、お客様には案外、伝わっていないこともあるので、伝えるつもりで実践してみてください。

 

文字が少ない!内容がスカスカな時は 〜その130〜

隙間ばかりで内容がないのをどうすれば誤魔化せますか?

ときどき、お客様から原稿をもらうと「えっ!これだけ!?これでは、デザインがスカスカ!どうしよう!困った!」という時がありませんか?

 

空間を埋めるために、飾り枠や罫線を使ったり、写真やイラストを思いっきり大きくしてもスカスカ感は否めないといったことはあると思います。

 

そんな場合の対処法として、私は「英語」を使います。

 

ちなみに、英語は日本語よりもおしゃれに見えると思っている方は多いはずです。

例えば、インテリア系の写真で英字新聞や洋書が小物として置かれていると、おしゃれだなと感じたことはありませんか?

 

では、具体的に私がよくやっている手法を紹介します。

 

大きな英語見出しの下に小さく日本語を入れて装飾とアクセントを兼ねたパターンです。

 

 

 

 

 

 

 

 

その逆のパターンで、日本語タイトルに小さく英語を入れてアクセントをつけました。

 

 

 

 

 

 

 

 

英語を半透明に透かし模様のように見えるくらいの濃度にして、あえて文字が重なるように上に日本語を載せてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

英語の長文を下地として、薄く敷いて背景のパターンにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

英語はフォントによってデザインの雰囲気も変わってくるので強力な装飾ツールになります。

 

街を歩けば、レストランのメニューなど、さまざまな場所で装飾的な役割として英語が使われているのが目に入ると思います。

 

装飾的な役割だからといって、スペル間違いや文法間違い、意味の通じない英文はNGです。

 

仮にネイティブの人に読まれることも想定して、注意すべきでしょう。

 

ちなみに、この装飾の手法は英語だけでなくて日本語の場合も使えます。

例えば、原稿の文章を読みこんで、その文章を漢字一文字で表したらどの文字がふさわしいか自分なりに考えて、楷書体で一文字大きく載せて飾ると重厚な雰囲気になり、グッとデザインが引き立ちます。

 

 

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