作る前に読んで欲しいデザイン術最新記事

プロフィール掲載で見方を変化させる 〜その105(1)〜

名刺から情報発信したいのですが。

先日、美容師のお客様から自分自身の活動範囲を広げたいのでお店とは違う、自分専用の名刺を作りたいという依頼をいただきました。

 

すでに、自身でデザインイメージがあり、サンプルを見せていただきました。 

 

例えるならこんな感じです。 

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名前は、アルファベット表記で、記載内容はメールアドレスと電話番号のみ。 

 

デザインはともかく、配る相手はどういった方々なのかと質問しました。 

 

セミナーに出席した際に配るので、他業種の方もいらっしゃるとのこと。

 

セミナーに出席したり、 他業種の方と交流したいとなると、 「覚えてもらう」「印象に残る」のが 名刺の第一目的となります。 

 

私の経験からも、ただ名刺交換をしただけでは顔すら覚えていません。 

 

名刺を渡した後に、会話を交わさないことには印象は残りにくいと思いました。 

 

そこで、このような提案をしました。 

 

「名刺にはおしゃれさをアピールする名刺と自分のことをアピールする名刺がありますが、どちらにしますか? 」

 「美容師さんなのでおしゃれな名刺、つまりデザイン重視の名刺がご希望かもしれません。」 

 「ただ、これからご自身の活動範囲を広げていくのであれば、デザイン性をアピールするのではなく、ご自身をアピールする方がよいと思います。」 

 「ついては裏面に今までにやってこられたご自身のプロフィールを箇条書きで載せてみませんか?」 

 

とご提案しました。 

 

<その105 つづく>

言い切る覚悟を決める 〜その104〜

名刺にはどんな要素を記載すればよいですか?

 

先日、これから起業する、ある士業のお客様(女性Aさん)と名刺の打ち合わせをしました。

 

Aさんのいる士業業界では、ほとんどが男性で、女性はとても珍しいとのこと。

研修中に、男性の先輩から応対がやわらかい、資料が丁寧に作成されているので見やすいと褒められたそうです。

 

その話を聞き、あえて「女性ならではの」や「きめ細やかな」など、自分自身を特徴づけるようなコピーを名刺に入れてはどうかと提案しました。

 

すると、Aさんは、「まだ駆け出しで実績があまりないので女性らしさやきめ細やかなことができるかどうかわからない。言い切っていいものかどうか」と不安なご様子。

 

名刺に、言い切ったコピーを入れてしまうと、その言葉に責任を持たなければいけません。

 

また、「できなかった時はどうしよう」「言ってたことと違うだろ!と言われたらどうしょう」など、批判や反対意見を受ける怖さもついて回ります。

 

しかし、それらをひっくるめて「受け止める立場を選ぶこと=覚悟を決めること」で、Aさん自身の中で1本の筋が通り、それが自分のコンセプトとなり、今後の仕事の取り組みが違ってくるのだと思うのです。

 

そのようなAさんの言葉は、説得力もあり、力もこもっているでしょう。

 

お客様はAさんに仕事を依頼したくなります。

 

そう考えると、「言い切る」ことはお客様への約束を宣言することでもありますが、自分への成長の約束でもあるのです。

 

たかが名刺ですが、単に名刺を作るのか、名刺作りを通して覚悟を決めるのかは作り手の意識の差でもあります。

 

せっかくなら、自分の成長も踏まえた名刺を作りませんか?

HAT TOOL DESIGNにご相談くださいませ。

 

 

スペック紹介ではなく、魅力が伝わる会社概要に 〜その103〜

 会社概要の重要な要素な何ですか?

 
 
ある会社(A社)から会社概要の作成のご依頼がありました。
 
このA社は50年近くある商品を作っている会社です。
 
打ち合わせでは、こういった内容を載せたいと資料を渡されました。
 
その資料には、「経験豊富な自社のあらゆるネットワークを使って、その商品を作るための素材を調達、加工し、提案できる。これが自社の強み」と書かれていました。
 
A社にすると、何をやっている会社か知ってほしいという思いがあるのですが、これだけでは単に自社のスペックの紹介だけになってしまい、もったいなさを感じました。
 
スペックの紹介とは、例えば、デジタルカメラでいうと
ズーム倍率11倍
画素数2010万画素
連続撮影速度10秒
シャッタースピード1/2000秒
などといった機能的なことです。
 
このカメラは、どんな写真が撮れるのかこのスペックを読んだだけでは、プロのカメラマン以外の方には、性能が想像しづらいと思います。
 
カメラの良さを伝えるには、「このカメラを使うと、こんな写真が撮れます!」「素敵な写真を撮れたら楽しくなります!」といった「お客さんのメリット」を伝える必要があります。
 
話をA社に戻します。
 
このA社のスペックを知りたいと思っている企業があっても、取引の初めの窓口は「人=個人」です。
 
担当者の感想が入るので、会社のスペック+メリットや魅力が「人」に伝わる方がいいと思います。
 
また、このA社で行っていることは中国でもできることだといいます。
 
実際のところ、品質は日本も中国もそこまで変わらないとのこと。
 
だからこそ、「このA社と取引をすると、お客さんにはどんなメリットを与えられるか?」ということを伝えなければならないと思います。
 
今回は、会社概要を例にとりましたが、商品紹介に関しても同じことが言えます。
 
最近は、どの商品もスペックは、ほとんど差がないと思いませんか。
 
だからこそ、「この商品を買うとお客さんにどのようなメリットを与えられるのか?」を考える必要があります。
 
先日読んだ本に、「商人の仕事は、お客さんが気づいていない、少し先にある良き未来をお見せする“おせっかい業”」という言葉がありました。
 
お客さんに与えられるメリットを考えるとき、お客さんにとって「少し先にある良き未来をお見せする」ということに置き換えられるのではないかと思います。
 
商人だけでなく販促物を作る全ての人にあてはまる言葉ではないでしょうか。 

 

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