作る前に読んで欲しいデザイン術最新記事

チラシを効率よく近隣に配布するには? ~その64(2)~

 新聞の折込以外に、チラシの配布方法はありますか?

HAT TOOL DESIGNのお客さまにチラシの配布方法を尋ねると、「自身でポスティング」を挙げる方は非常に多いのですが、手間や時間を考えると、効率的とはいえません。

チラシで抜群に効果を上げている方の配布方法は、1つめは、新聞折込で、2つめは、地域のフリーペーパー・タウン誌です。

前回の新聞折込に続き、今回は地域限定のフリーペーパー・タウン誌の活用方法を紹介します。

 

最近は、新聞の購読者が減っているので、それを補う方法として、地域限定で配布されるフリーペーパー・タウン誌に折込のです。

地域限定版のフリーペーパーは冊子やタブロイド版の新聞形式になっているので、折込やすくチラシ単体よりも読んでもらいやすいようです。

 

配布する地域を細かく指定できるフリーペーパーもあるので、相談してみてはいかがでしょう。

地域のフリーペーパーを集めたホームページのリンクを貼っておきますので、下記を参照ください。

http://www.freepapernavi.jp/

 

私はデザイナーですので、本来ならチラシを作成するだけなのですが、お客さまと打ち合わせをしていると「チラシを配布できずにたくさん余らせて後悔されるだろうなぁ」と想像できる方がいらっしゃいます。

 

そういう方には、現実的なことを正直にお話しをさせていただいています。

 

お話しをすると、作るのをやめる方もいらっしゃいます。ただ、魅力的なキャッチコピーや綺麗で目をひくデザインで何十万円もかけてチラシを作っても、配る場所がなければ本末転倒なのです。

 

「配る」までをチラシ作りと考えて、これまでチラシで効果が出なかったという方はいま一度、配布方法を考えてみてはいかがでしょう。

 

行き詰まったら、その時はHAT TOOL DESIGNにお問い合わせください。

 

チラシを効率よく近隣に配布するには? ~その64(1)~

チラシは自分でもすぐに配布できると思うのですが。

チラシを作成するお客さんと打ち合わせをする際、配布方法をお聞きすると、「ポスティング」と言われることが多々あります。

 

自分自身でマンションや戸建のポストに入れていくのですから、一見、配布方法としては、お金もかからず、それほど難しくないように思えます。

 

しかし、実際、ポスティングをしてみると、オートロックのマンションなのでポストまでたどり着けなかったり、ポスト部分に「チラシ投函禁止」の張り紙が貼ってあったり(慣れてないと躊躇します)、管理人が常駐していて睨まれたりなど、さまざまな状況に出くわし、結果的には、当初、思ったほどの数を配ることができません。都市部ほど、こういったことが多いといえます。

 

よって、自分自身でポスティングをするのは、案外、効率が悪くなってしまうことがあるのです。

では、自分の手間をかけずに効率よく配布するにはどうすればよいのでしょうか?

チラシで宣伝効果を抜群に上げているHAT TOOL DESIGNのお客さんに配り方をお聞きすると、1種類のチラシに対して、2種類の配り方をしているとのことです。

 

1つめは、新聞折込。

2つめは、地域のフリーペーパーやタウン誌。

 

両方ともチラシを折り込むのに料金はかかりますが、自分が配る手間と配布できる枚数を差引いて考えてみてください。

 

まず、新聞折込の場合を紹介します。

折込の代理店を利用する方法がありますが、代理店では細かいエリア指定ができません。

 

必要のないエリアに配布することになってしまい、チラシに無駄が出てしまいます。

 

これを避けるために、新聞配達の販売所に直接、折込の依頼をするとよいでしょう。

 

例えば、ある道路から西側エリアに配りたいと相談をすることもできるのです。

また、折込で最も目立つ「帯」にしてもらうことも直接、頼めるようです。 

「帯」とは、大量のチラシを束ねるために巻かれている外側のチラシです。

 

ただ、「帯」はチラシの特等席で競争率が高いのが難点ですが、販売店と顔見知りになってやっと帯にしてもらったという話も聞きました。

 

特別に配慮してもらえることも直接販売所に折込を頼むメリットないでしょうか。

<その64 つづく>

 

 

 

デザインの打ち合わせで大事なこと ~その63(2)~

打ち合わせは心を開かなければ、始まらないのですね。

デザインの打ち合わせは、心理カウンセリングと似ていると思います。  

心理カウンセリングは相手の悩みを聞き出して、その人にとってより良い方向へ導くものです。 

 

デザインの打ち合わせも同様に、クライアントの頭の中にぼんやりと浮かぶイメージを具体化するために聞き出していきます。 

 

打ち合わせをしているにもかかわらず、自分の業績を大きく見せようとする人や業績不振を他の要素のせいにして現状にメッキを貼って取り繕っている人がいます。 

 

そのような方はプライドが邪魔をしているのです。私にとっても、魅力がわからず、さらに、デザインの焦点がぼやけてしまいます。 

 

デザインの打ち合わせで大事なことは、心を開くことだと思います。 

 

私の場合は身の上話をすることもありますし、 時には反対意見を言うこともあります。 また、聞きにくいことも思い切って質問することもあります。 

 

本気でお客さんに当たっていくことが大事なのです。 

 

デザイナーの佐藤可士和さんは、自身の著書で打ち合わせについてこんなことを書いています。 

~打ち合わせは、発表会や会議とは違います。打ち合わせで欲しいのは「ライブ感」です。もっとランダムで、ボールがどこに飛んでくるかわからない感覚。打ち合わせは「試合」であり「本番」。真剣勝負の場。~

 

とのことです。 

確かに、その証拠に打ち合わせが終わると、頭がフル回転していたせいかドッと疲れが出ます。 

 

しかし、「ライブ」は盛り上がった方がよいですし、「今日は楽しかった」と思うような打ち合わせができれば、最高です。 

 

そうなればいろいろなアイデアが飛び出して、自然と魅力も相手に伝わるものだと思います。 

 

デザインの打ち合わせにもかかわらず、ディレクターや営業担当者だけが打ち合わせを行い、デザイナーは蚊帳の外という場面も多いのではないでしょうか。

 

デザインを作成するのはデザイナーですので、お客さんの話を直接聞いた方が話が早く、デザイナー視点の意見やアイデアを言うことができます。

ぜひともデザイナーが打ち合わせに参加すべきだと思います。

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