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ロゴデザインを依頼。あなたはどっちのタイプ? 〜その85(3)〜

ロゴデザインのイメージがすでに固まっているのですが。 

 

お客様にロゴデザインをご依頼いただく際、お客様にロゴデザインのイメージがある場合とない場合で、その後の製作工程が変わってきます。
●イメージがあるタイプ

明確なイメージがあるので、それを実現してあげることになります。

依頼者が参考にしているデザインや、自分で描いたイメージスケッチがあるはずです。

打ち合わせの際には、どんなことをイメージしているのかをデザイナーはできるだけ具体的に聞き出してください。

言い方はあまり良くないですが、デザイナーは依頼者の手先となって指示通りにデザインを作成するのです。

あくまで依頼者の頭の中にあるイメージを具体的な「形」にすることが目的ですので、どちらかというとデザイナーより依頼者に主導権があり、デザインを決定していきます。

<その85 つづく>

ロゴデザインを依頼。あなたはどっちのタイプ? 〜その85(2)〜

ロゴ作成で何度も修正しなければならないのはなぜでしょう。

 

お客様にロゴデザインをご依頼いただく際、どのようなデザインに仕上げるのかはお客様がどのタイプの方なのかを見分ける必要があります。

それは、

・イメージがあるタイプ

・イメージがないタイプ

どちらか2タイプです。

デザイナーにとって、お客様がどちらのタイプかを知っておくこと、また、依頼者にとっても自身がどちらのタイプかを伝えることが、重要です。

それは、

・打ち合わせの仕方

・作り方

が違ってくるからです。

依頼者がどちらのタイプかを知っておかなければ、何度、デザイナーが修正を繰り返しても、依頼者にとっての「これだ!」というデザインに仕上がりません。

<その85 つづく>

ロゴデザインを依頼。あなたはどっちのタイプ? 〜その85(1)〜

ロゴには強いこだわりがあるのですが。

先日、名刺をご依頼いただいた方とこんなやり取りがありました。

初めの打ち合わせでは、名刺の掲載内容やデザインについて話し合っていました。

すると、「ロゴもついでに作って欲しい」とオーダーをいただき、ロゴのイメージの話に展開しました。

しかし、名刺の時とは違い、とても指示が細かいのです。

その指示とは、

・色は指定する2色を使用

・指定の書体を使用

・形はシンプルでトラディショナルな形を希望

・名刺にロゴを入れるとサイズが小ぶりになるので、小さくてもある程度デザインが認識できるようなもの

従来、HAT TOOL DESIGNにロゴデザインを依頼される9割の方が、イメージが固まっていない方なので、これほど細かな指示はありませんでした。

これほどまでに制限があると、デザインの発想は限られてしまうので、正直、戸惑いました。

しかし、打ち合わせを進めるうちに、あることに気づきました。

「頭の中にロゴデザインのイメージがすでに具体的にあるのでは?」

だからこそ、それを伝えるために、細かく指示を出しているのだろうと思いました。

尋ねてみるとやはり、ある程度はっきりしているとのことでした。

ロゴを作成するソフトのイラストレーターを持っておらず、ロゴ作成の経験もないため形にできないということもわかりました。

それで納得。 指示が細かったんですよね。

<その85 つづく>

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