DM(ダイレクトメール)デザインのコツ☆目を引くキャッチコピーの入れ方

DM(ダイレクトメール)デザインのコツ☆目を引くキャッチコピーの入れ方

こんにちは。女性デザイナーの松田です。

DMにとって、キャッチコピーはとても重要なものです。ではどのような入れ方をすることがベストなのでしょうか。

 キャッチコピーはDMの紙面の中で一番◯◯◯でないとならない

そもそもキャッチコピーの役割は「人を引き付ける文句」なのです。DM(ダイレクトメール)をパッと見たときに、キャッチコピーが紙面で一番初めに目に入り、目立つようにデザインされている必要があります。

そのため、レイアウトする位置は紙面の一番上になるでしょう。更には紙面の中で一番大きな文字であることが大切です。

キャッチコピーの書体の選び方

1604dm-1書体は大きく分けて、ゴシック体と明朝体の2種類があります。二つを比べてみるとゴシック体は線が太くて均一ですが、明朝体は線に強弱があるのが特徴です。

可読性が高いのは、線が均一なゴシック体になりますが、書体自体の雰囲気は対照的なんです。

・明朝体 → エレガンス、高級感、女性的、落ち着きがある、繊細、感情系

・ゴシック体 → カジュアル、ポップ、男性的、ダイナミック、力強い、情報系

になります。それらの特徴を知ることが必要になるでしょう。

でも可読性が高いからといってゴシック体を選ぶよりも、ターゲット層に合わせて書体を選ぶことが必要になるのです。でも一番目立たつことが必要ですから、極力太めの書体を選ぶことをオススメしたいです。

 キャッチコピーの色使い

1604dm-2一つの色が持つイメージから、それぞれ色には力があると言われています。例えば、DMに季節感を出すということも効果的な一つの手です。その場合、同系色が多くなってしまいますので、キャッチコピーを目立たせるにはアクセントになる色を(アクセントカラー)1色使い、目立たせると良いでしょう。

アクセントカラーでオススメしたいのが「赤」です。ある心理学者によると、赤を見た人は筋肉の反応が高くなり力も強まるとのこと。

この効果を利用して購買意欲を促すように結びつけていけている事例があります。そのため、大安売りのスーパーのチラシやPOPは赤を使っていることが多いんです。

その反面、赤を乱用すると安っぽいイメージになってしまうので、赤を使うときはデザインの7割を超えないようにしてください。

また、季節感と結びつけて、アクセントカラーの「赤」が突出して違和感が出ないように濃淡で全体のバランスを調節することが必要ですね。

 

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