通行人に来店を促す店頭看板デザイン 〜その115(1)〜

店頭看板の意味って何でしょうか?

ここ最近、店頭看板のご依頼を受けることが増えています。しかも、2階に店舗を構えている店主からの依頼が多いのです。

ほとんどの通行人は上を向いて歩かないので2階にお店があることに気づきにくいため、店頭看板を出してお店の存在を知ってもらうのが目的です。

 

通行人が2階に店舗がある飲食店の看板を見て来店し、注文するまでの行動を分析してみました。

 

1.店頭看板の存在に気づく

2.興味を持つ

3.階段を上がる

4.店の前に立つ

5.扉を開ける

6.席に座る

7.注文する

 

商品を注文するまでに多くのステップが含まれていると思いませんか?

 

まずは、看板の存在に気づいてもらうこと。気づかれないことには、その後がありません。

 

よって、看板を置く位置や向き、高さ、大きさにも気を配る必要があります。

 

そして、気づいてもらった後は興味を持ってもらうこと。あまり文字が多すぎたり、ごちゃごちゃしたデザインだと読みたくなくなります。

 

また、看板を読んだ時点でお店がどんな雰囲気であるかを知ってもらうことがポイントです。

 

入ったものの、雰囲気が悪かったり、予想していたメニューと違ったり、高かったらどうしようというお客様の不安を取り除く、お客様目線の情報が必要です。

 

店内がわからないからこそ、看板できちんと説明を載せておくことで安心して階段を上がってきてもらえるのです。

 

<その115 つづく>

 

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