危機は突然!バックアップ問題 〜その2〜

ハードディスクのデータ救出の金額はどれぐらいなのでしょうか?

外付けハードディスクがうまく作動せず、バックアップできない状態が突然やってきました。

過去5年分のデータをどうにか救出しないことには、仕事に多大なる影響を及ぼします。

藁にもすがる思いで、深夜まで開いていた業者さんに持ち込みました。

 

しかし、診断結果は「重症」。

 

落としたこともなければ、ずっと机の上に置いていたのに何故なのでしょうか。

 

しかも、使用していたのは、Macオススメのハードディスクで評判も良く、使用してまだ5年です。

 

診断によると、円盤部分が経年劣化で傷つき、データを読み書きするヘッド(レコードプレイヤーでいう針の部分)が破損しているとのことです。重症の場合はよくあるようです。

ハードディスクの経年劣化

 

データを救出するには、なんと約30〜40万円ほどかかるとのことでした。

 

ハードディスクの中身を開けるには、ほこりが入らないようにクリーンルームで作業を行うなど、まるで手術のようにデータを救出するようです。

 

SEの友人にも同様にこのハードディスクを診てもらったのですが、やはり中のディスクとヘッドが壊れているという回答で、クリーンルームのある専門の技術のある業者さんにしかできないとのことでした。

 

高額になるのも仕方ないようです。

 

いよいよ崖っぷちに立たされました。とはいえ、いくらなんでも、40万円は痛すぎます。この時点で、なぜか涙が出てきたのでした。

 

そして最後のあがきで、別の業者さんに電話すると20万円という返答がありました。

 

20万円もきついですが、背に腹は代えられません。

大変痛い痛い出費です。

<つづく>

 

 

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