値引き以外の強みを考える時の便利な質問 〜その100〜

お客様にとっての価値をつくるとは、何なのでしょう?

HAT TOOL DESIGNのホームページのアクセス解析を行ってみると、予想外のキーワードで訪問した方がいらっしゃることがわかりました。 

 

それは、「お客様目線になって考えるとは?」 です。

 

面白いですね。このキーワードでHAT TOOL DESIGNのホームページが ヒットするとは。 

 

この方、滞在時間が00:00だったので、すぐ別のページに飛んだようです。 

それはそうだと思います。私自身もそのようなページを作った覚えもありませんから。 

 

確かにこの方が求めていた内容とは違ったかもしれませんが、実際には、私は職業柄、販促物を作成するときは「お客様目線」、すなわち手に取る人の気持ちを考えます。 

 

例えば、他よりも値段が安いことを全面的にアピールして欲しいという依頼をお客様からいただいたとします。

 

大きな企業でもない限り、価格で勝負すると、長く続けば続くほど、どんどん疲弊していくと思います。

また、安売りや値引きで飛びついたお客さんは、 他にもっと安いところを見つければ、そちらへ 行ってしまうことをお伝えします。 

 

強みが「安売り」の他に、よくある事例ですが「親切・丁寧」だということ。 

 

商品やサービスを提供する上で、「親切・丁寧」は当たり前だと思いますので、これは「強み」としては弱いことをお伝えします。 

 

HAT TOOL DESIGNでチラシやパンフレットの作成依頼をいただいた方には、安売り以外の強みを見つけてアピールさせていただくようにしています。 

 

ただ、これは私のような第三者が客観的に見ると、強みが出て来ますが、自分自身で考えるとなると、なかなか難しいと思います。 

 

そこで、下記の究極の質問を自分自身に投げかけてみることをオススメします。 

 

「なぜ私が今、あなたからこれ(商品 or サービス)を買わないとならないのか?」 

 

実は、これは、単純なようで、3つの質問が含まれています。 

 

なぜ「今」なのか? 

 

なぜ「あなた」からなのか?(他の人ではなく「あなた」から買う理由) 

 

「買う」必要があるのか?(どんな「いいこと」があるのか?) 

 

この質問に答えられることによって、ご自身の商品やサービスの「強み=価値」を表現することができるのです。

 

と同時に、「お客様目線で考える」ことにもつながっていると思います。 

 

この質問に答えるのは、なかなか難しいという方は、下記の本の「価値採掘マップ」に取り組んでから、質問にお答えください。答えを出す一助になるかと思います。 

『価値創造の思考法』小阪裕司著、東洋経済新報社刊

https://www.amazon.co.jp/gp/product/4492557229/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4492557229&linkCode=as2&tag=hattool-22&linkId=1d39f7fa59442f1d97f0a77008a959c1

 

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