チラシデザインに一目惚れ!古代エジプト展「女王と女神」

こんにちは、女性デザイナーの松田です。
東京都美術館で9月23日まで開催されている
古代エジプト展「女王と女神」を見てきました。
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実は、チラシのデザインに一目ぼれしていたんです。
この目を引くセルリアンブルーとゴールドの組合せは
展覧会を見ると納得しますよ。
写真のチラシの紙は、マットコート紙(恐らく)なんですが、
開催し始めのころのチラシは、
ヴァンヌーボー(のような!たぶん?)の紙で、
もひとつ雰囲気があって高級感があるチラシだったんですよ。
また「女王と女神」というロゴマークもうまくデザインされています。
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古代エジプトでは太陽を神聖なものとしてとても崇めていたので
このロゴマークにもうまくマッチしています。
そして、展覧会図録。
デザインも女性らしくかわいらしいく、それでいてシンプルで
いい感じです。
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さて、展覧会の方はというと
何千年も前の女王が身につけたというきらびやかな装飾品の数々、
今もその黄金や宝石の輝きは健在でしたが
当時の鮮やかさはどれほどだったのだろうと思いを馳せましたよ。
なかでも、目が覚めるようなセルリアンブルーの装飾品は
印象的でした。
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当時の女王のオシャレ=神格化や権力の誇示、
王からのプレゼントみたいなことがあるのでしょう。
それはそれはどれも、きらびやかな凝った装飾品ばかりで
化粧の粉入れですら、願いの言葉が刻まれていました。
現代のようなオシャレを楽しむというような
気軽さがないのが、ちょっと可哀想だなと思ってしまいました。
三連休の中日だけあってものすごい混雑でした(^^;;
混雑のときは解説ボード付近にたくさんひとがたまってしまっているので
少しお金を払って音声ガイドを聞くことをおすすめします。