そこまで本格的に見られたくないという気持ちとチラシ作成の話

こんにちは、女性デザイナーの松田です。

 

ハットツールでチラシを作る際は、

お客様のお話をお聞きして、

「どうしたらこのお客様の商品を魅力的に見せるか?」

ということを本気で考えます。

 

魅力的に見せて、信頼して「商品を買ってもらうため」に

デザインで表現します。

 

「商品を買ってもらう」ためのデザインですから、

できる限り弱みは取り繕って、強みを強調する。

 

誇大広告ではありませんが、

「どうですか!この商品、いいでしょう!」という感じで

デザインを作ります。

 

という感じで作ったデザインを提案すると

急にひ弱ってしまわれるお客様がときどきいらっしゃいます。

 

次から次へと、せっかくの強みをアピールしている部分を削除する修正があり、

どんどん魅力のない商品のチラシになってしまいます。

 

修正する理由として

「自分の強みの部分を突っ込まれたら怖いので、

そこまで本格的でなくていい」「本格的に見られたくない」

という気持ちなのでしょう。

 

そんな自信のない商品を売り込むチラシを作るのは

嘘をついてチラシを作っているみたいで

私はとっても後ろめたい気持ちになります。

 

 

修正で商品の強みが消えてしまったチラシでは

おそらく集客は難しいと思います。

 

お客様ご自身がそれでいいと言われればそれ以上は何もありませんが、

いろんな方がいらっしゃるもんです。