プロの仕事

こんにちは、女性デザイナーの松田です。
 
昨日は、うちで発行しているニューズレター「ハットツール通信」の
インタビューでライターさんにお話をお聞きしていました。
 
広告代理店などが入るような大手企業の新聞や雑誌などの広告などでは、
デザイナーとライターさんが一緒になって作ることがほとんどです。
 
しかし、一般的な販促物は、ライターさんをお願いするまでもなく、
ちょっとしたところは私が書いたり、
お客様に書いていいただいたりしています。
 
私の場合は、ゼロからは書けないので、
お客様が作ったホームページを見たり、
書いてもらったものを編集したりして文章を作っていきますので
元がないと文章は書けません。
 
その点、ライターさんはニュアンスを伝えるだけで、
シャーっと文章が書けるとのこと。
ぶっちゃけ、食べてないお店のメニューも
あたかも食べたように書けるとのことでした。
 
そういう時はもちろん記事はお店にも見せてOKで、
お店の方曰くいつこの方、お店にこられたのですか?
というくらいのクオリティーらしいです。
すごい…。虚像が作れてしまうんですからね…。
 
それでも自分が知らない専門外の分野は、
取材をしたり、資料を調べながら
専門家が書いたような文章にしあげていくとのこと。
さすがですね。
 
先日、facebookで知り合いがこんな記事を投稿していました。
 
あるWEBコンテンツの企画で知り合いにインタビューにきたライターさん。
インタビューをしたその日の夜にまとめたものが送られてきて読んだら、
間違っている内容はあるわ、
前後の説明が足りずに読者に誤解されそうな表現があったり、、、
さらに文章も下手で、自分が書き直さないとならないレベルとのこと。。。
 
そのライターさんに
かなり修正が必要なのですが、、、と言って、
戻しのスケジュールを聞くと、
 
逆ギレしたメールが届いたそうです。
 
ライターである限り、
事実と違うことを書くとNGを食らうのは基本中の基本だと思います。
 
あと、仕事をする姿勢も、技術とリンクしてくるんだと思うんです。
実力を疑うようなことを言われることは、今でこそ私はなくなりましたが
今まで何度かありました。
 
言われた時はそれはそれは腹が立ちますが、
それって自分の器が試されているんだと私は思います。
そこで感情的にキレて対応してしまうということ。
 
残念ながら次はないでしょうね。
そして、そのような態度を続けていくうちに
徐々に周りには自分に注意してくれる人もいなくなってしまうんですね。
そうなれば、技術は向上は見込めないでしょうね。
 
実力を疑うことをいわれたとしたら、
まずは素直に認める。
そして、今、自分ができる精一杯を、
全力でやらしてもらうということですかね。
 
心がけ一つで、技はどんどん磨かれて
プロになってプロの仕事ができていくのだと思います。