岡山の児島へ行ってきました。

こんにちは、女性デザイナーの松田です。
 
お客様から納品が年末じゃなくてよくなりました、、、と連絡がありました。
ということで、急がなくてホッとしましたのもつかの間、
気持ちに急ブレーキがかかったみたいなので、
ちょっくらニュートラルに戻して次に向かいます。
 
さてさて、一昨日まで岡山出張へ行ってたのですが、
時間があったのでジーンズのストリートがある児島へ寄ってきました。
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寒さのせいか日曜日なのに人通りも少なく、
シャッターのしまっているお店が多かったです。
 
様々なお店に入ってジーンズを見ていると
店員さんが積極的に接客されるんですね。
 
児島という土地の誇りを持って生地の織りの話をしてもらい、
とても興味深く聞いていたのですが、
ただ他のお客さんはそっちのけで、、、
 
織りの技を知らずに、並んでいる商品をサラッと見てすぐに
店を出られたお客さんが何人かいました。
 
とってもすごい技術なのにその価値を
私だけ聞いているのはすごくもったいないと思いましたし、
せっかくお客さんがお店に入ってくれているのに、
ほったらかしって、こちらももったいない…
 
なので店員さんに、
「こんなすごい技術を、もっといろんな人に知ってもらったほうがいいですよ!
商品の横にPOPを貼ったらいいんじゃないですか?!」
思わず言ってしまいました。(大きなお世話ですが)
 
そしたら、その店員さん、
「POPをつけるとおしゃれな雰囲気でなくなるので店長が嫌がる」
とのこと。。。
 
言ってることは分かりますが、
それをかっこよくポスターにするだとか、ポストカードにするとか、
洋服のタグにつけるとか…
これだけカッコイイ服を作っているんだから、
店の雰囲気を壊さないようにする工夫はなんぼでもできるはず
と思ったのですが。。。
 
う〜ん、もったいない。
POP=ダサい ではないのだけどなぁ…。
 
その「ダサい」イメージがあるせいか、
ほとんどのお店にPOPがなくて、店員さんが積極的に接客するというシステム。
なので、いろんなお店を見て回るのは、結構体力が入りますし、
次のお店に入るのは億劫になってきます。
 
価値が分かればどんな高い値段でも人は買うんです。
現に私も店員さんの話を聞いて
真冬なのにスプリングコートを買ってしまいました(笑)
 
せっかくいい商品を売っているのになぁ。
もやもや〜っとしてしまいました。