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デザインの依頼には2つある | 女性デザイナーの「デザインのうちあけ話し」


デザインの依頼には2つある

こんにちは、女性デザイナーの松田です。
おかげさまで、お客様からのご依頼で色んなデザインを手掛けさせていただき、
毎日忙しくしています。
それは1枚の名刺デザインやチラシデザインのご依頼がきっかけで始まり、
送迎バスのデザイン、社訓のデザイン、iPhoneアプリのデザインなども
手掛けさせてもらうようになったりしています。
このことは仕事ぶりを信用していただいた証だと思って、めちゃ嬉しいんです。
さて、
今日は「依頼」について少し考えたいなと思いました。

2通りある依頼の話し

私にとって「しっくりくる依頼」と「しっくりこない依頼」があります。
「しっくりくる依頼」とは、依頼される方の熱意だったり、
ご自分のお仕事に対する情熱がちゃんと伝わってきます。
例え、依頼の要点が散漫でつかめなくても、
口ベタだったり人見知りでうまく話すことができなかったり、
ものすごく口数が少なくても「本気」がしっかりと伝わってくるんです。
お電話で打合せをしていてもそれは同じです。
こういうお客様からのご依頼は、
値段以上の満足と効果を感じてもらうために全力でデザインを手掛けます。
で、
逆に「しっくりこない依頼」とは。。。

直感で感じてしまう「しっくりこない依頼」

うちのような小さなデザイン事務所だと時々こういう感じのする依頼があります。
具体的には、、、

  • 安く、都合よく動く業者を選定しているんだろうなという感じ。
  • 女がやってる小さいデザイン事務所なんで、無理や融通が利きそうだし、
    いざとなればうやむやにできるかもという感じ。
  • 自分の事業をやるかやらないか、
    とりあえずデザインを見てから考えようとしている感じ。

こういう方、お話ししてたら絶対に感じるものがありまして。。。
なんか変だなー、違和感あるなぁ〜と思ってしまいます。

「しっくりこない依頼」の特徴とは?

「しっくりこない依頼」をされる場合、
共通してるのがご自身の事業の「今後の展開や予定(夢)」を
話すことがよくあります。
これがなぜ「しっくりこない依頼」なのか?
ご自身を大きく見せる。しっかり考えているように見せる。
そのことによって、
今後は自分と組んでると得になるので今は色々融通をきかせてほしい。。。
ついては「制作費を負けてほしい」という話しによくなります。
自分を大きく見せるということは背景に「負けてほしい」という考えが
あるんでしょう。

この「制作費」については、
依頼者がその事業にたいしてどれだけ「本気で取り組もう」としているのか、
また今これから私と一緒にデザインを作り上げる「覚悟」ができているのかが
出ていると思っています。

依頼者に決定権があるのかも大切

決定権とはこの予算でデザインを発注します!という
決定を下すことができる権限です。
実は、決定権のある上司に相談していなかったり、
はたまた、親が出資するので親に決定権があると言われたり、
共同経営者に相談せずに勝手に発注して暴走してしまっていたり
ということもあります。
依頼者本人に決定権がないということは、
決定権がある人の一声で全てひっくり返ってゼロになる可能性がある
ということです。

いろいろ書きましたが、、、

直接打ち合わせをさせていただいて、
ご依頼を受ける場合「しっくりくる依頼」がほとんどで
その出会いにめちゃくちゃ感謝しているんですが、
ごくたまにしか合わない交通事故のように
「しっくりこない依頼」に遭遇してみると、
共通する部分が多いことに気づきます。
また、遭遇した場合、
自分自身に感じる違和感に正直になって、
早々に対処や判断をすることが重要だと思います。
このブログを読んでいただいている、
同じような個人事業のデザイナーの方もいらっしゃると思います。
少しでも糧になれれば幸いです。