チラシは文字が多いと読んでもらえないという誤解

こんにちは、女性デザイナーの松田です。
 
「チラシは文字が多いと読んでもらえないので、
写真やイラスト入れて、極力文字を少なくして
パッと見て楽しそうな雰囲気にしてください。」
と時々、おっしゃられるお客様がいらっしゃいます。
 
う〜ん、これってとっても危険なんです。
写真やイラストを入れて楽しげな雰囲気はとても良いと思います。
 
ただ、きちんと売りだったりや説明を入れたり、
お客様の声を入れたりして、
読む人に商品やお店の価値を感じて
「欲しいな」「行きたいな」と思ってもらわないことには
そのチラシを配る意味がありません。
 
こういうことを入れると、やはり文字は多めになってしまします。
ただ、多いと言ってもぎっしり文字が入っている新聞ほどではないですよ。
 
先日いつもおせわになっている、塾にチラシの打ち合わせに行ってきました。
その塾の過去のチラシです↓今のチラシはこの倍ほどの文字量で文字を入れるスペースが足らないほどぎゅうぎゅう詰めです。

ものすごーく文字量は多いのですが、いつもちゃ〜んと集客できていて
チラシが折り込まれる時期になると直接塾にこのチラシを取りに来る人がいるほどです。
文字量が多い分、きっちり今の受験の仕組みの解説と
この塾の受験までの取り組み解説をしているんですね。
 
また他にも私がいつも行っている勉強会では、
こんな文字の多いのがきちんと集客できているんだ、
と思うチラシをたくさん見ています。
残念ながら紹介はできないのですが、、、
 
文字が少なくても、売り=価値をきちんと説明できる
ならそれでいいのですが、
商品やお店の売りである情報を削ってまで文字量を少なくするのは
本当に危険だと思います。
 
チラシは
文字量よりも「売り=価値をきちんと説明できているか」ということが
一番大事なんです。
 
文字が多い=読まれない=反応がない
ではないんです。
 
売り(価値)を説明できてない=売り(価値)を伝えられてない=反応がない
ということだと思います。