親切・丁寧の一言で片付けたらダメなんです

こんにちは、女性デザイナーの松田です。
 
先日、打ち合わせをしたお客様から
「全く違うプロの視点から色々なアドバイスが非常に参考になりました」
と嬉しいメールをいただきました。
 
まだ、打ち合わせだけでデザインは作成していないのですが(笑)
チラシなど販促物を作るためには、
まずは作る「私」がサービスを「理解」するために深く聞き込みます。
 
聞き込む際に
うちのウリは「親切・丁寧です」と一言で話されることがよくあります。
また、「我々の業界ではそこまで書かなくても分かってもらえる」なんてことを
おっしゃられる方もいらっしゃいます。
 
 
このことを言われた通りのチラシを作ってしまうと
不親切なチラシになってしまうことが目に浮かびます。
いくらデザインが見やすくて綺麗でかっこよくても
おそらく配っても反応がないでしょう。
 
ということで、私の場合、仕事の流れなどを細かく聞いていきます。
すると、たくさんのこだわりや真心、考え練られたプロの技が出てきます。
 
当たり前のようにおこなわれている日常の業務ですが、
私のような素人からすると、
それはそれは素晴らしく感動すら覚えます。
 
そして私が
「そこをもっと詳しくチラシでアピールするべきだと思います」と
思わず言うと、お客様がはたと気づかれるんです。
 
ざっくりまとめると「親切・丁寧」になりますが、
もっと「詳しく!詳細に!アピールするべき!」なんです。
 
ただのチラシ作りの打ち合わせと思うべからず。
自分の強みやウリに気づくことができる
打ち合わせになるんですよね。