作品数多すぎ!見ごたえあり!赤瀬川原平展行ってきました

こんにちは、女性デザイナーの松田です。
昨日は、千葉まで打ち合せに行ったついでに
足を伸ばして千葉美術館で開催されている
「赤瀬川原平の芸術原論展」を見てきました。
赤瀬川原平展バナー
赤瀬川原平さんとは
先日、10月26日にお亡くなりになったのですが
前衛芸術家、漫画家・イラストレーターでもあり、
しかも芥川賞の作家の多才な方なんです。
なかでも一番有名なのが、
千円札の作品を作った通貨模造の事件だと思います。
展覧会では
イラストのお仕事や、雑誌「ガロ」の連載、原稿、
マッチ箱のコレクション、その他のアート作品など、
作品数が盛りだくさん、
見終わったあとはお腹いっぱいで
ヘトヘトでした(笑)
感想を端的にいうと、
絵は半端なくうまい!ということと、
作品がユーモアたっぷり。
千円札裁判では、裁判官や検察官に「現代芸術」というものを
教えるために様々な作品が裁判所に持ち込まれます。
この持ち込まれた作品が、
全裸男性の後ろ姿のタペストリーや
ものすごい数の洗濯バサミで挟まれた男性の写真など
これらを使って「現代芸術」を説明するのですが
この裁判のときの写真がまたおもしろいんです。
ほぼ日の対談でこのときのお話しをされてました>>
現代芸術(美術)は「訳が分からん」「難しい」という
イメージをお持ちの方は多いと思います。
私は今回の赤瀬川原平展をみて、
現代芸術とは
ばかばかしさとクスっと笑えるユーモア
と改めて感じました。
そうそう、話しは変わりますが
このチラシと展覧会のパンフレットのデザインが
またカッコいいんですよ。
赤瀬川原平の展覧会図録とチラシデザイン
赤瀬川原平展パンフレット
赤瀬川原平展チラシ
 
12月23日まで開催されています。
有名な方なので、アートやデザインに興味のある方は
見ておいた方がいいですよ(^^)