機内誌で旅のテンションが上がるデザインの話し

こんにちは、女性デザイナーの松田です。
今日から所用で夫の実家の高知県に来ています。
高知県へは羽田から飛行機で1時間15分ほど。
飛行機に乗っている時間としては
とても短いんです。
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さて、空港ってテンションがあがりませんか?
所用で実家に戻るのにテンションが上がるのもおかしいのですが
カートを引っぱって歩いたり、トイレにしても、手荷物を預けたりなど
空港で2〜3時間待っていても全然苦にならないんです。
詳しくは分かりませんが空港の随所にそういう仕掛けのデザインだったり
照明だったり、音だったりあると思うんです。
また飛行機に乗ったときに座席にある機内誌のデザインも
その流れをくんでいると思います。
読み物なのですが、目が疲れないように
写真を多用したり、文字も少し大きめで行間も広め。
フォントも明朝体を使って全体的には上品で柔らかい優しい印象です。
文章としてはとても読みやすい組み方になっており、
全体的にゆったりとした文字組がされていると思います。
シンプルなデザインなんですが
紙面のレイアウトでこんなに雰囲気が作れるって
すごいと思います。
また雑誌の内容も旅をテーマにした
色んな国の小さなカルチャーや町やお店を紹介して
非日常を感じさせてくれます。
私はいつもデザインの参考のために持って帰ります。
ただ残念なのが、持ち帰っても日常に戻っているので
読まないんですよね。(汗)