イラストと似顔絵は別もの

こんばんは。
女性デザイナーの松田です。

今、2014年から配信している
このメルマガを読みやすく編集し直してまとめた
amazonの電子書籍(キンドル)を制作しています。

内容としては200号以上にもなるので
4つのジャンルに分けました。

第1弾:デザイン作成の【テクニック編】
第2弾:デザイン作成の【知っておいた方がよい知識編】
第3弾:デザイン制作の【心構え】
第4弾:デザインの【集客】

になっていますが、
まずは、第1弾の【テクニック編】が
そろそろ完成間近です。

amazon で出版した際には
こちらでご報告しますね。

イラストと似顔絵は別もの

さて、
『イラストと似顔絵は別もの』
という内容をお届けします。

今回は、失敗談になります。

ハットツールでは、チラシやパンフレットなど
グラフィックデザインの仕事の他にも
挿絵を描いたり、キャラクターを
作ったりもします。

なのでイラストの分野の仕事も
お受けすることができるのですが、
唯一お断りするのが「似顔絵」。

「そこまで描ければ似顔絵も
余裕で描けるのでは?」と
ご依頼をいただくのですが
これが結構気を使いながら
描かないとならなくて
すごく難しいんです。

例えば、
女性なら似過ぎるのも、よくないことが多く、
ある程度綺麗に描かないとならないし
デフォルメもしにくい。

また社長や部長など上司にあたる
役職の方の似顔絵を、
部下のスタッフから依頼された場合は、
上司への気遣い(忖度?)が入ってしまうので

カッコよく描かないとならなかったり
デフォルメを抑えるように修正が入ったり(笑)

上司と部下の関係性が入り混じるので
似顔絵は思った以上にナイーブな案件なので
驚きです。

ということもあり
描く方としては、何が良いのか悪いのかが
分からなくて混乱してしまいます。

よく遊園地やショッピングセンターに
似顔絵屋さんがお店を出されていて、
店内には描かれたたくさんの似顔絵が
貼り出されてますよね。

貼り出すことで、
お客さんが似顔絵のテイストを
予め理解して依頼できるように
なっているんだと気付きました。

なので、これまでハットツールでは、
似顔絵のテイストを決めるために
「イラスト」のサンプルを3つほど
お客様に出して方向性を選んでいただいてから
テイストに合わせて描くようにしていましたが、

やはり「イラスト」と「似顔絵」は別もので
ジャンルが違います。

このことを知らずに軽く引き受けてしまって
どツボにハマってしまいました。
納得がいかないものを納品するのは
実に後味が悪いものです。

たかが似顔絵、されど似顔絵。

「餅は餅屋」という言葉がありますが、
まさしく
似顔絵は似顔絵師へ。

もし似顔絵を頼まれた際は
ご注意あれ。

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