ロゴを作成するときのサイズは どれくらいがいいか?

女性デザイナーの松田です。

東京では桜が満開になりました。
この時期、毎年お客様の会社から
上野公園のお花見に誘われていましたが、
昨年と今年はさすがに開催中止。

例年ならこの3月は年度末なので、
制作が立て込んでいながらも、
花見に参加しています。

その後、とぼとぼ事務所に戻って
「ああ…もっとゆっくり居たかったのにな」と
いう気持ちをグッと堪えて、毎度、夜遅くまで
仕事をしていたのでした(;;)

こういう楽しい飲み会のあとに
残っている作業をするために仕事に戻る
なんとも言えない寂しい気持ちは、
今となっては飲み会自体がないので
懐かしいですね。

そうそう、このメルマガ読者の方とも、
ハットツールデザイン勉強会と称して
日本各地から東京に集まっていただいて
大人数でワイワイと楽しかったですね。(^^)

コロナが落ち着いたら
そのときはお誘いしますので
ぜひご参加くださいね〜!

ロゴを作成するときのサイズは どれくらいがいいか?

さて今回は
『ロゴを作成するときのサイズは
どれくらいがいいか?』
という内容をお届けします。

ロゴを作成するときは、
大体のデザイナーの方なら
adobe イラストレーターのソフトを使って
作成されることだと思います。

イラストレーターのデータなら
どんなに拡大や縮小をしても
データは劣化はしないので
ご自身が作りやすいサイズで自由に
作成すればよいのですが、

自由にと言われることほど
迷ってしまうことはありませんよね。

私のブログのアクセス解析を見ていると
ロゴのサイズに関する記事が
結構読まれているので迷っている方は
多いのだと思います。

ということもあり
これまでロゴを何百個も作ってきた
私の経験も踏まえて
ロゴを作成するときのサイズについて
お伝えしますね。

なるべく大きいサイズで作ること

まず、看板など使われるサイズが
1mを越すようなサイズなら
パソコン上でも実際の使用サイズに
合わせてできるだけ
大きく作成したほうが良いです。

それほど、大きなサイズで使用する
予定がない場合でも、
A3〜B3サイズを目安にして
作成するのがオススメです。

その理由は、ロゴの細部を作り込む際に、
その部分を大きくズームしながら
作成するためです。

それにハットツールで作るロゴは
手描きのソフトな風合いをデザインに
取り入れることが多いので、

フォトショップとイラストレーターを
行ったり来たりすることもあるので
画像のドットが粗いと

イラストレーターに持ってきた時に
思い通りのデザインにならないことが
あるので、そのためにも大きいデータで
作っています。

小さいサイズでは目立たない粗(あら)

ちなみにイラストレーターは
6400%(64倍)まで拡大表示が可能です。

そこまで拡大できるので、
小さいサイズでは気づかなかった粗が
大きいサイズで作っていると
見つかります。

例えば、
パスがぴったりくっついていなかったり、
綺麗なベジェ曲線になっていなかったり、
余計なパスが飛び出ていたり…

そのようなデータを
大きなサイズにしたときに粗が目立つ。

粗が出てしまうことを防ぐために
できる限り拡大して
細部を作り込んでいきます。

ロゴデザインの提案や納品時のサイズ

ただ、提案や納品するときのサイズは
書類サイズの定番である
A4サイズのアートボードの大きさに
納まるように縮小して提出しています。

ただ、先ほども書きましが
大きいサイズで使用する予定があるものは
A3サイズを複数枚貼り合わせて
実際の使用するサイズに近い大きさで
デザインを提案するようにしています。

一方で、
名刺など小さいサイズでロゴを使う場合、
デザインが複雑だと印刷した場合に
潰れることがあるので
できる限りシンプルなロゴを作成するように
していますが、

難しい場合は、納品のときに
小さいサイズで使う用のロゴと
大きいサイズで使う用のロゴと
2種類をのデータを作って納品しています。

2種類ともぱっと見は
同じデザインに見えますが、
小さいサイズで使う用のロゴは、
デザインを単純化していたり、
文字をわずかに大きくしていたりして
印刷時にデザインが潰れないように
配慮したデータ作成しているんですね。

 

ロゴデータを見ればどんなデザイナーかが分かる

ときどき、
お客様から他のデザイナーさんが作ったロゴが
送られてくるのですが、ロゴデータを見たら
どんなデザイナーさんかが想像ができてしまいます。

送られてきたロゴデータが
ロゴの色指定がされているなどの
ロゴの使用についてのマニュアルがあると、

「ちゃんとプロのデザイナーさんが作った」
という印象にもなりますし、
「このロゴに負けないようなデザインを作ろう」
という気持ちにもなるでしょう。

それはお客様の評判やイメージにも
繋がることにもなるので
予め大きなサイズで
きっちりデータを作ることが
重要だと思います。

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