メニューのデザインは手書き文字でキメル

こんにちは。
女性デザイナーの松田です。

先日、創業42年の、
ある地元で人気の焼き鳥屋さんから
メニューのデザインについて
こんな質問がありました。

■質問
オープンから42年。
最近ではテレビや雑誌で取り上げられて
そろそろメニューのデザインを一新したい。

メニューのデザインは、
老舗の雰囲気がするのもいいですが
客層が平日は会社帰りのサラリーマン&OL。
土日は地元のファミリーで賑わうとのこと。

このことから、
地元に愛されるお店であることで
温かみがあり親しみのあるデザインにしたいが
何かアイデアはないか?とのことでした。

■アドバイス
そもそも老舗というと先祖代々にわたって
伝統的に事業を行っているお店という意味が
あります。

お店に歴史があるということを
メニューに入れるのはどうでしょう。

例えば、地元で愛されて42年とのことですが、
オープン当時の店構えや近隣も
すっかり変わっていると思います。

42年前の近隣の風景や
オープンした当初のお店の写真などを
ページ内に掲載してもいいですし
背景としてあしらってもいいかと思います。

あとは、温かみや親しみを出したいのであれば
メニューを毛筆の手書きにすることをオススメします。

と、アドバイスさせていただきました。

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手書き風フォント実は…
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私のパソコンに今入っている
手書き風フォントで
「創業42年。受継がれた秘伝のタレ」
と打ってみました。

こう見ると、
書体から感じる雰囲気はさまざまですね。

文字にこれだけ個性があると
実はデザインの雰囲気に
合いにくいというのがあるんです。

例えば、
デザイン全体が黒で高級感があるのに
フォントが幼っぽかったり、
デザイン全体がポップなのに
フォントが達筆すぎたり。。。

ということで、私の場合は、
手書き文字を使いたいと思うときは
実際に手書きをすることにしています。

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せっかくなら手書き文字にチャレンジ
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ハットツールでは、最近は
ペンタブレットとPhotoshopというソフトを
使って書きます。

筆圧や筆の種類も選べるので便利なんですよ。
作成風景の動画です↓
手書き文字パソコンでの作成風景

紙の質感やにじみなどを
もっとリアルに出したい場合は

筆と墨を使って半紙に書くのも
よいかと思います。

そして書いた後は、
スキャナーで画像を取り込みます。

その後の処理をソフトを持っている人のために
ざっと書いておきます。

1.Photoshopというソフトで
入らないゴミなどを除きます。

2.Illustratorというソフトの
「ライブトレース」でパス化します。↓
手書き文字Illutratorライブトレース
これで、手書き文字のデジタル化が
完成しました。

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手書き文字を使うときの注意点
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個性が強いので、目立たせたいところ
例えば、メニューであれば
見出しやオススメのメニューに
使うのが良いかと思います。

書体にもよりますが、
小さなサイズだと読みづらくなったり
するので、

小さな文字は通常のゴシックや明朝にするなど
フォントと組み合わせて使うのが
ベストだと思います。

また、あまり多用しすぎると。
圧迫感を感じたり、雑に見えてしまったり
することがありますが、
要所要所で使うとグンと雰囲気がでるので
ぜひ良ければやってみてくださいませ。
焼肉屋の手書きメニューのデザイン

女性デザイナーが直接お話をおうかがいします

ハットツールでも女性目線の飲食店のメニューを制作しております。

 

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