チラシを何百、何千枚も印刷する前にすること

女性デザイナーの松田です。

大体の人が、チラシのデザインは
パソコンを使って作成していると思いますが
何百、何千枚と印刷をする前に
一度でもプリントアウトして
どういう見え方か確認していますか?

さらにいうと
プリントアウトをするだけではなく、
余白を切り落として
実際の仕上りサイズにして試作を作り
全体を通して読んでみることが
ベストなんです。
トンボ付きリーフレットデザイン

そもそもチラシは、
手で持って読んでもらうもの。

パソコン内でデザインを終わらせて
プリントアウトを一度もせずに
何百、何千枚も印刷して配ってしまうのは
商品の試作を作らず
市場に出回らすのと同じです。
ずいぶん危険な賭けです。

リーフレットのデザイン裁ち落とし

仕上りと同じサイズに切り
試作を作って確認するのは
とっても面倒くさいのですが、
パソコン作業では気づかなかったこと
試作で初めて気づくことは
私たちデザイナーでも必ずあります。

◉気づくパターンその1としては、
文字のサイズ。
実際のサイズにしてみるとキャッチコピーが
思ったよりも小さくて目立たなかったり、
文章が小さくて読みづらかったり。。。

◉気づくパターンその2は、
レイアウト。
パソコンではぎっしり詰まった
レイアウトだと思っていても
いざプリントアウトすると
全体的にスカスカした
物足りないレイアウトだったり。。。

ちなみに私の場合、
1枚のチラシを完成させるのに
プリントアウトは5回以上、
試作は3回以上は作るんですよ。

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デザイン全体を俯瞰で見る
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ある程度レイアウトができたら
チラシを一度、壁などに貼って
少し離れたところで見ることを
おすすめします。

チラシを作成していると
細かい部分に目が行きがちです。
デザイン全体を俯瞰で見るために遠目から見る。
「木を見て森を見ず」にならないように。。。

遠目から見ることで
全体に対して意外とこの部分が目立ってない
とか
この色が多いので違う色を使って目立たせる
など、また違った見え方ができます。

そこで気なる点を
修正→プリントアウト→試作を作る
これを繰り返して、
気になる点をつぶしていきます。

そして本番の印刷に回すと、
ちゃんと思った通りに仕上がるんですね。

いくら、キャッチコピーや文章が
テクニック満載のセールスレターでも
何百、何千と印刷をする前に、
これくらいの確認をしないと
文章も活きないですよね。

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