差がつくデザインの技メルマガバックナンバー

こんにちは。女性デザイナーの松田です。

今日は、
チラシのデザインで季節感を入れて即戦力にする
というお話しです。

さて、よくお客さまから
目を引くチラシデザインにするには
どうしたらよいでしょう?
と質問があります。

すぐできることとして
「季節感を取り入れる」
ということをオススメしてます。

実は、チラシや名刺やパンフレット、メニューなども
季節と全く関係のない内容でも
季節を取入れたデザインにすると
反応率が上がるということが実際にあります。

実は、私がデザイン案を提案するときに
選ばれやすくする手として
季節を取り入れたデザインをよく提案します。

取り入れたデザインと入れてないデザインでは
季節を取り入れたデザインを選ばれることが多いんですよ。

なぜ、季節感を取入れたら目を引くのでしょうか?

四季の変化がある日本では季節ごとに自然の景色が変化します。
また季節によってお花見や海水浴、紅葉や雪景色を楽しんだり
いろいろな楽しみな行事がありますね。

また、冬服から夏服に衣替えのときは、
はっとさせられることはありませんか?
このように日本人は季節を感じるのが好きなんですね。

では、どうやって季節感を取入れるのか?

春だったら桜の写真を入れて、
夏だったら海水浴のイラストを入れて、、、

いえいえ、
そんな具体的に季節を取入れなくてもかまいません。

手軽に目を引く手法としては
色で季節感を出すことをオススメします。

春夏秋冬でそれぞの季節にあったイメージとその配色があります。
下記は私がよく使う配色とそのイメージをまとめてみました。

季節にあったイメージとその配色

は厳しい寒さの冬が終わり陽の光もポカポカ温かく

生き物も動きだし花や葉が芽吹くイメージです。
さまざまな色が軽やかで明るい配色になっています。
基本的にはパステルカラーになります。

はギラギラ照りつける太陽と青い空、
眩しいくらいに輝く緑とエネルギッシュなイメージです。
涼しく感じていただくために青〜緑系で寒色を使いながらも
アクセントとしてオレンジ〜赤〜ピンクを用います。
基本的にはビビットカラーになります。

はお祭りのようなエネルギッシュな夏が終わり
一段落したしっとりと紅葉を眺める大人のイメージです。
夏よりも少し暗めの配色になります。
秋は気温も寒くなるので暖色系が多い配色になります。

は凛とした朝の澄んだ空気をイメージしています。
青系を基本にした寒そうな配色(寒色)です。
余談ですが、
クリスマスやお正月になると配色のイメージが違ってきます。

では具体的に配色したチラシのデザインをお見せします。
下の写真は学習塾の冬期講習と春期講習の
新聞折込みチラシのデザインです。

学習塾のチラシ季節に合わせて配色している
内容的にはほぼ変わりはないのですが、
春期講習はキャッチコピー見出し背景色枠線などに
春用の配色をしています。

この春期講習のチラシは反応率が高く、
12回の説明会の予約は全て埋まりました。

このように、季節感のある配色をしたデザインは
内容は変えなくても目新しくガラリとリニューアルしたように
感じられるので便利です。

これからデザインを作成される場合には
ぜひ冬用に配色したデザインを試してくださいね!

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