名刺をデザイナーに依頼して失敗したと思うデザインとは?

こんにちは。女性デザイナーの松田です。

こんなことをデザイナーである私が書くのも心苦しいのですが、ちょくちょく名刺の作り直しをしに来るお客さんがいらっしゃいます。

デザインを見て「あっこれはちょっと作り直しますね」というものがありますので少しご紹介します。

 

シンプルすぎる名刺デザイン

一般的なデザイナーの名刺は、文字が小さくシンプルなデザインが多いんです。デザイナーは大概、横の繋がりでデザインのお仕事をもらうことが多いので、実績や業務内容を伝える必要がありません。

なので、名刺の役割とは営業ツールではなく、連絡先を伝えるためのツールと思っていることが多いのです。そこの認識の違いがあるのではないでしょうか。

そのため余計なことを書かずに名前、肩書き、住所電話番号などの情報の文字の並びだけで、美しく見せる綺麗なデザインが多いんです。でもそうすると全く印象や記憶に残らないことになるでしょう。

営業ツールとしての役割を持ちながらも印象に残るデザインにしたい場合は、そのようなデザイナーに依頼されることをオススメします。

 

本人に似合ってない

どういうことかというと、女性の名刺を男性デザイナーに作成してもらった場合によくあることです。

女性の名刺なのに、直線的で色も紺色や深いグリーンを使ったデザインで、男っぽいデザインになっています。他にも女性だからかピンクを使われているのですが、その色味があまり良くない雰囲気の場合も。

このような理由で作り直しに来られるお客さんは、今使っている名刺がどれほど嫌いかを話すことが多いのです。同じデザイナーとして、聞いていてあまり気持ちがいいものではありませんが…。

 

なぜこのような名刺が作成されるの?

meishi1604-3このような失敗したと思うデザインが作成されてしまうのは、ほとんどがデザイナーとのコミュニケーション不足だと思っています。

きちんと自分の希望を伝えて、デザイナーの頭の中にあるイメージを共有することで、このような事態は回避できるのです。直接会って、打ち合わせをできるデザイナーをぜひ探してみてください。

 

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