チラシデザインがまとまらないなら、「ジャンプ率」を使おう ~その8~

「インパクトのあるデザインってどのようなものですか?」

 チラシのデザインが
「いまいちまとまらない……」という方に
画期的な方法を提案します。

レイアウトする画像に優先順位をつけて
その順位に沿って大きさをどんどん変えていく
内容も伝わりやすく
まとまったデザインになるんです。

このことを「ジャンプ率」といいます。

下のA、B、Cには、四角形が2つずつ並んでいますが、
この中で一番インパクトのあるレイアウトは
どれだと思いますか?

デザインのジャンプ率の比較

答えは「C」なんです。
大小の差があればあるほどインパクトがあるように感じます。

このように、極端にサイズの差をつけることを、

「ジャンプ率が高い」といいます。

このことは、
チラシのデザインでも応用できます。

下は新規オープンのお店のチラシです。
A案とB案を比べてみてください。

居酒屋の新規オープンのチラシデザイン

A案の写真サイズには差があまりありません。

B案は上部の店内の写真をドーンと大きくして
下の3枚の写真サイズとは差をつけました。

両案を見比べると
B案の方が見やすくて
A案の方は、どの写真から見たらよいのか
混乱しませんか?

A案は、肝心な店内の雰囲気や、お店の特徴は目に入らず
ビールの無料券ばかり目に入ります。

また、A案は写真のサイズに変化が少ないので
退屈に見えますし、B案と比べてインパクトも
あまりない感じがします。

B案のように、ドーンとメインで大きく見せる写真があると
目線も混乱せず、
チラシのレイアウトにメリハリがついて
インパクトが出ますね。

つまり、印象に残るということなんです。

写真の大小をつけただけで
こんなにも見る人に与える印象は違ってくるんですね。

・優先順位をつける
・サイズの大小をつける

ひとまず、この2点を意識して
一つ上のチラシデザインを
目指してくださいね。

 

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